5月26日、同業者の句友Lさんと一緒に、堀本裕樹先生主催のいるか句会に参加しました。昨年の5月に参加して以来1年ぶりの参加です。久しぶりだというのに、スタッフの方に名前と顔を覚えていただいていたり、ほかの参加者数名からも「1年前に来られましたよね」と声をかけていただいたりして、感激しました。
いるか句会の今回の兼題は「薄暑」と「新茶」でした。2つとも少し前のNHK俳句の兼題とかぶっており、「この前絞り出したばかりだから、もう出ないよ」と思いつつ、何とか1句ずつひねり出せました。兼題の句2つ+当期雑詠2句の合計4句を投句しました。
前回は句会というものが初めてだったので気負いというものはなかったのですが、今回は会場へ向かう途中で、「4句とも誰からも選ばれなかったらどうしよう」などと考えていたらものすごい緊張感に襲われました。
しかし、いざ句会が始まると、そんな緊張感も消え、皆さんの選句を楽しく聞くことができました。自分の句については、4句中3句を選んでいただき、そのうち1句は特選に選んでいただきました。最低ひとりの人に1句でもいいから特選に選んでもらうというのが今回の目標でもあったので、一応目標は達成できました。
(選句タイムのおやつ)
最後に堀本先生の選句があり、何と2句も「佳作」に選んでいただきました。1句はひとつ前のエントリーで投稿した「薄暑」の句で、もう1句は季語に「若葉風」を使った句でした。ただし、堀本先生から、即きすぎだという指摘があり、「せっかくのいい句なのに、この季語ではもったいない」というアドバイスをいただきました。せっかくなので、推敲して別の場に投句してみようと思っています(したがって、ここで公開するのはやめておきます)。
そして、一緒に参加したLさんは、先生から「特選」に選ばれるという快挙を達成しました。とっても格調の高い句で、自分には逆立ちしてもできそうにないすばらしい句でした。いやいや、すごいです。おいていかれないようにがんばりたいと思います。
句会後の二次会にも参加しました。堀本先生の横に座らせていいただき、普段から疑問に思っていることなど、図々しく質問をしまくってしまいました。今回の句会と二次会、参加者の皆さんや堀本先生の話をいろいろ聞けて、とっても勉強になりました。堀本先生、スタッフの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。句会は楽し。また参加させていただきたいと思います。
(会場近くの四ッ谷の中華料理店で二次会)
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