蒲団の中の「十五少年漂流記」

(ふとんのなかの「じゅうごしょうねんひょうりゅうき」)

NHK松山放送局のラジオまどんな「ラジオ句会」に投句。兼題は「蒲団」。神野紗希先生に特選に選んでいただきました(2018年12月3日放送)。

投句の締め切り間際に、子どものときに『十五少年漂流記』を蒲団の中で夢中になって読んだことを思い出し、これで一句詠めないかと考えました。『十五少年漂流記』の音数を指折り数えてみると、ちょうど12音。しかも七五。最初は「蒲団の中『十五少年漂流記』」としていたのですが、上五はどうせ字余りなんだから、もう1音足して「蒲団の中の」としてみました(七七五)。これが功を奏したのかどうかはわかりませんが、最高の結果になりました。ラジオまどんな「ラジオ句会」で2回目の特選、うれしいです。神野先生からは次のようなコメントをいただきました。

これは中七下五を大胆に本のタイトルで埋めています。ジュール・ヴェルヌの少年小説ですよね。あの、無人島に嵐で漂着しちゃうという話ですけど、蒲団って外と内を遮るものでもあるので、蒲団の中という異空間で『十五少年漂流記』を読んでいると、本当に自分も漂流しているような気持ちになってくるような、鼓動が蒲団の小さな闇に響いていくような気がします。

神野先生ありがとうございました。

アナZONE blog(「12月3日(月)放送後」)にこの句を掲載していただきました。

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