3月28日、京都・けいはんなホールで開催された「夏井いつきの句会ライブ」に行ってきました。夏井先生の句会ライブは、昨年の4月にも参加しており今回で2回目です。一句一遊に「句会ライブに行きます」とお便りしたところ、放送でそのお便りが読まれ、「会場で『国代鶏侍です』って言うのよ」と言われました。でも組長(俳句集団いつき組の長ということで、普段われわれは夏井先生のことを組長と呼んでいます)、実は1年前にお会いしてるんですよ。
14時に予定どおり句会ライブが始まりました。最初の1時間はチーム裾野(普段俳句を作ることはないけど、『プレバト』などを観て、俳句って何となくおもしろそうだなと思っている人たちのことを総称して、夏井先生は「チーム裾野」と呼ばれています)に対して、俳句の作り方講座でした。歯に衣着せぬ軽快なおしゃべりで、会場は笑いの渦に包まれっぱなしでした。
俳句の作り方講座が終わって、いよいよ投句タイムが始まりました。今回のテーマは「始めたいこと」と「終わらせたいこと」のどちらかでした。自分のストッ句をざーっと見てみましたが、該当しそうなものがありませんでした。与えられた時間も5分だったので、へんてこりんな句をえいやーで投句しました。今回の句会ライブの参加者は600人だそうです。夏井先生、ものすごいスピードで選句されていました。10分ほどの選句タイムが終わって、おもしろい句が何句か紹介され、そのあとに特選7句が発表されました。残念ながら自分の句は入っていませんでした。
特選の7句に対して、参加者がそれぞれ、どの句がいいかについて意見の発表があったあと、拍手の多さによって1位の句が決定されました。そして、最後に特選7句の名乗りが行われました。7句の中の1句目は何と、一緒に行っていた句友の村上瑠璃甫さんでした。600人中の特選7句に選ばれた瑠璃甫さん、快挙です。おめでとうございました。
句会ライブが終了してサイン会が始まりました。せっかく来たのだから、やっぱりご挨拶したいということで、『おウチ de 俳句』を買ってサイン会の列に並びました。自分が順番が回って来たのでまず「国代鶏侍です」と伝えました。先生は初めてだと思ってらっしゃったので、「実はお会いするの2回目なんですよ」とお伝えして、約1年前に神戸の句会ライブでお会いしたことをお伝えしたところ、「何となく思い出してきた」とのことでした。『夏井いつき 365日の季語手帳』に特選句として掲載していただいたお礼を言うと、何と掲載していただいた仮面ライダーの句を覚えていてくださいました(エントリー「巡業の仮面ライダー秋暑し」を参照)。そして「最近急に上手くなったね」(というような感じのこと)を言ってくださり、すごく嬉しかったです。このことばを励みに、これからの俳句道に精進したいと思います。句会ライブ、近くで開催されることがあれば、また是非参加したいと思います。
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