手袋を人形にして本音言ふ

(てぶくろをにんぎょうにしてほんねいう)

NHK松山放送局のラジオまどんな「ラジオ句会」に投句。兼題は「手袋」。神野紗希先生に特選に選んでいただきました(2019年12月2日放送)。ラジオまどんな「ラジオ句会」では1年ぶりの特選です。

神野先生からはこんな選評をいただきました。

岡田留美 キャスター:なるほど~。人形を作るだけでなくて。
神野紗希先生:そうそうそう。それを通して普段は言えない本音を言ってる。これ2パターン考えて、手袋を人形にしてその人形で誰かに向かって、いつもは言えないことを人形に腹話術みたいに代弁させているのか、もしかしたらひとりでいて、人形を聞き役にして、「実はさ寂しいな」とか、そういう本音を言っているのかもしれない。どっちにしても、上手く自分の気持を表現できないもどかしさを感じて。
岡田留美 キャスター:この句を詠んでいる人のことを愛しくなるような。
神野紗希先生:ほんと、抱きしめてあげたい俳句でした。

自分は前者を想定して作ったのですが、神野紗希先生にもうひとつの解釈ができると言われて、へ~そんな解釈もできるのかと思いました。読む人によって、自分では思いもしなかった解釈がされる俳句って本当におもしろいです。

神野先生、すてきな選評をありがとうございました。

アナZONE blog(「12月2日(月)放送後」)にこの句を掲載していただきました。

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